欧米ではQS（建築積算士）という職種が建設計画の立案から解体まであらゆるフェーズでその高い専門性を発揮し、確固たる地位を確立しております。彼らは常に発注者に寄り添う形の公正で透明性のあるコスト提示を行ってきました。そのような欧米の文化がわが国の積算という職種にスポットライトを当てる日がいつか訪れないかと常々感じておりました。

そんな思いを後押しするかのように、近年では官庁・民間工事のいずれを問わず様々な発注形態が生まれ、建築コストに対する透明性を求める声が多数ある事からCM（Construction Management）・PM（Project Management）といった業務形態が浸透しはじめました。

またソフトウェアの面においても建設プロジェクトの様々な場面でその威力を発揮する事が可能なBIM（ Building Information Modeling）が徐々に普及し積算業界に大きな変革を生み出そうとしております。

そんな時代の変遷に飲み込まれずに順応していくためにはサンテック設備積算が30年間培ってきた建築設備積算のリソースを軸にしてコストコンサルタント業務といった発注者寄りの業務形態へ舵を切っていく必要があると考えます。そのためには社員一人一人の精進はもとより、経営者の柔軟な発想と新しいアイデアによる新規事業への挑戦など、ドキドキ・ワクワクが止まらない企業を目指します。 『未来を創造する取り組みの一端をクライアントと共に実現します』を合言葉に社員一丸となって邁進する事をお約束します。